21世紀は感染症の時代

共に生きる コラム

新型コロナウィルスが世界で流行し生活様式も変わってきました。

漢方の大家、故粟島行春先生が21世紀は感染症の時代になります。また、日本は亜熱帯気候になりますと生前お話されていました。

実際に気温もひと昔より急激に高くなり、ゲリラ豪雨や河川の氾濫も毎年起こるようになりました。人間のエゴによる環境破壊が引き起こしていると思います。

その影響で今後は新型ウィルスが続々と出現してくると予想されています。感染症の多くは中国が発祥で太古の昔から、ウィルスと共に生き死にを繰り返してきました。中国の古典医学書に傷寒論(紀元後200年後漢の時代)があり、急性の流行性感冒についての治験例などがまとめられています。

2003年に流行したSARSでは、抗生物質などを投与した患者や医療スタッフで亡くなる方が多数出ました。漢方古典医学の名医である鄧鉄濤教授はその歳の気候を古典医学書の黄帝内経素問で調べました。

その歳は湿邪が多くそれが問題であると結論付けました。鄧教授は身体から湿邪を出す漢方薬を自ら飲み、全ての患者や看護師などを診て全ての方たちを漢方薬で治していきました。

漢方薬はウィルス(邪)とは戦わず殺さずに自分の身体からウィルスを出してくれます。ウィルスがこの身体に居たくないと思い自然に退散してくれるのです。

それに対し抗生物質や西洋薬はウィルスや細菌を殺しますが、自分の生命力も傷つけてしまいます。また、西洋薬はいづれ効かなくなります。

自分が経験したことですが、3月末に調子を崩し微熱が5日ほど続き倦怠感がありました。そのうちに味覚、臭覚もなくなりました。そこで病院に行こうと思いましたが、信頼できる方に相談したところ漢方薬を飲むように勧められました。麻黄湯や麻黄附子細辛湯を飲んだところ回復していきました。

5/14日に抗体検査を受けたところ抗体があり自分の身体は守られているが、人に感染させることはないと診断されました。IgM急性期(ー) IgG安全期(+)その後、受診したクリニツクから任意でPCR検査と抗体定量検査をしたところ共に陰性、免疫抗体も無くなっていました。

6/23日採血日7/4日検査結果メディアで抗体が消えるとは言われていましたが、本当にすぐに抗体が消えてしまうとは思いませんでした。また、院長から獲得免疫があるので他の人よりは次の時は楽だと思うよとお話されました。

今回感じたことは、ウィルスが悪いわけでなく自分の身体が悪かったということです。少し不摂生が続き身体が冷えていたのも原因かと思います。日々の生活習慣、食生活が重要かと思います。

お米を多く食べている東北地方は感染者が少ないと島添隆雄先生がお話されていました。人間は生きているのではなくて自然な中で生かされていることを忘れずに、感謝と謙虚さを忘れずに日常を過ごしていくことがとても大切だと思いました。

ウィルスと共存共栄していくことが健康で生き抜く方法かと思います。

M.Ito

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