気分転換のやり方は皆それぞれ違うと思います。
読書や散歩、映画鑑賞、音楽鑑賞、買い物、 お菓子作り、部屋の模様替え・・・etc、緊急何ちゃらといわれてはいても買い物など必要な時は外に出ます。今までと違うのは気軽に旅行に行けないことではないでしょうか。
特に海外旅行はまだ先の話になりそうです。
私は前職で旅行会社に勤務しており添乗員をしていました。特殊団体を扱う旅行会社のため同じ旅行先に何回も続けて行くことがありました。
初めて訪れる観光地に行くとそれは感動しましたが、2回3回と訪れると普通になってしまいました。
旅行中にお客さんから『添乗員さんは今まで行った国や観光地でどこが一番よかった?』と聞かれることが度々ありました。一番とか順位は付けられませんが、もう一度行きたいところや景色の素晴らしい場所として、カナダのロッキー山脈やスイスアルプスのユングフラウヨッホ、ハワイ島、沖縄西表島 などをエピソードを交えてお話しします。
人の手が入っていない大自然、雄大な景色ほど素晴らしいものはないです。
その場に立って自分の眼で景色を眺め、自然の空気を吸って体の全部で感じることができた時にはこの上ない幸せを感じます。
ほぼ毎日同じ内容のニュースが流れ人の顔の半分が隠れて見えない世の中で、どうすれば気分転換ができるのでしょうか。
気分を変えたいという事は既にマンネリ状態に陥っているからだと思われます。
普段できないこと、やらない事をするのが近道で、気分が変わると思います。
そこにいつもとは違う何かを加えることで気分転換になると思います。
冒頭に書いたものは普段でもしている事なので、全くやったことのない事をするとかなりの気分転換ができると思います。
海外旅行には行けませんが、自分の住んでいる地域の名所を訪ね、地域の再発見をしてみるのも楽しいかもしれません。案外近くにこんな物があったのかと驚くことが隠れているかもしれません。
また、ゆるーい気分転換として旅気分を感じる簡単な方法をご紹介しましょう。それは地方の名産品を取り寄せて、例えば沖縄のさんぴん茶を買ってきて、晴れて暑い日の窓辺で冷やしたさんぴん茶を飲むと沖縄にいるような錯覚が味わえるでしょう。
いずれにしても気分を変えてイヤな空気をリセットして、楽しい気分になることが必要だと思います。できる範囲の中で楽しいことを見つけてみてください。
2021/5/30 Y.Saito