ワインでウクライナ支援を

コラム

相変わらずトップニュースは、ロシアのウクライナ侵攻のこと。
多くの民間人が犠牲になるなどつらくなる話ばかりが連日ながれてくる。ウクライナのために何かしてあげられないかと思いながら武器の支援が果たしてウクライナや、世界平和の為なのか考えてしまうのは私だけではない筈。

 コロナに関しても明るいことはあまり語られない。
そんな重い空気を変えたくて先日久々に田崎慎也さんのワイン講座を受けてきた。

これも2月開催予定が、コロナで延期、延期でやっと開催された。
私には元気をもらえる男性が三人いる。田崎さんはその中の一人。
ソムリエ世界大会優勝という後にも先にも日本人で、初めて!そして世界のソムリエが目指す頂点に立った人なのにとても気さくで、お茶目。そしてなによりもお酒と料理のペアリングに関して最高の提案をしてくれる。
それも今日すぐ家でできるような提案をしてくれる。

この日のテーマは「スペイン白ワインとオマール海老のパエリア」だった。
スペイン白ワインはリーズナブルな価格で、フレッシュなものが多いので、タラの芽のような山菜や白身魚・ポン酢など今の時期の和食にもぴったりだとか。白ワインを一本添えるだけで季節の物がさらに美味しく頂ける。美味しいものって気持ちまで豊かに満たしてくれる。

でも今回の何よりの収穫はウクライナワインのこと。
日本ソムリエ協会は、中長期的にウクライナを支援するために今回二万本のウクライナワインを購入したという。

ウクライナのワイン、初めて聞く方も多いとおもうが、ウクライナのワインの歴史は古い。今から6000年ほど前には既にウクライナでワインが作られていたという。

数年前に世界最古のワインとして、ジョージアのオレンジワインが話題を呼んだが、ウクライナは黒海を挟んでモルドバジョージアと同地域にあり、ワインの歴史はジョージアと同レベルである。
しかも醸造技術もすすんでいて、日本では知名度が低い為、かなりのお手頃価格で、愉しめる。
という私もウクライナワインのことは、初めて認識した。勿論飲んだことはまだないので、これを機会にウクライナワインを購入してみようと思う。

 ウクライナの状況をただ憂えているだけでなく、好きなワインを飲むことで、幾らかでもウクライナの助けになるなら、こんな素敵なことはないのでは!?
このメルマガを読んでくださっている方のなかにも、ワインがお好きな方がいらっしゃったら、ウクライナワイン試してみませんか。

コロナが終息したら、ウクライナワインの会なんていうのもやってみたいですね。
 「どこの国の人とも自由に、ワインが酌み交わせる、そんな時代になってほしい!」
どこかで聞いたようなセリフ!😁

K.Hayashi

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